蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

緊急性が上がって取り組むから、疲れも倍増する

久しぶりに朝から晴れているなぁと思ったら、
関東甲信地方で梅雨明けが発表されましたね。

週末はゆっくり読書と考えていたら、
妻から先延ばしにしていた部屋の片付けと家の外回りのお掃除を言いつけられる。

部屋の片付けはいつかやると言ってはなんだかんだと言い訳をして逃げ回っていたのが
ついに妻の我慢の限界に達する。
家の外回りの掃除は晴れ間が出るのと何の用もない日にやるという条件をつけて放置していた。

妻の我慢の限界と良いお天気という条件がそろい、
朝から部屋の片付けと家の外回りに取り掛かる。
どんなに先延ばしていたことでもやり始めると、きちんとやろうとするもの。
「この状態にしてね」というゴールイメージも植え付けられていたことあり、
決められたゴールまでやり続ける。

朝7時からスタートして休憩を取りながらも終わったのは12時。
終わったあとはやりきったという充実感が半分、
こんなに時間がかかるほど放置していたことへの反省が半分。

重要だけど緊急ではないものを放置していた結果、
重要かつ緊急なものに昇格し、慌てて取り掛かる。
普段の仕事でも一緒だなぁとしみじみ思うんですよね。

日々の業務でも、重要かつ緊急なものが終わったら、
緊急だけど重要じゃないものに飛びついてバタバタ過ごす。
慌ただしく仕事をした感じはするけれど、
重要だけど緊急ではないことには取り組めていない。
目先のことばかりをやって、未来への布石を打てていない状態ですよね。

今回の掃除の例で言えば、散らかる前に片付けるとか、
2週間に一回掃除をする時間を天引きしておくなど
緊急性が高まる前に手を打っていたら、時間と労力をかけずに出来たはず。
重要だけど緊急ではないことに、どれだけ取り組むのか。
そのことに取り組んだ分だけ仕事の生産性を高めてくれるはずと、
炎天下の中、デッキブラシでコンクリートの地面をこすりながら考える

「同じことを繰り返さないために、今仕込めることは何ですか?」