蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

仕組みを入れてコミュニケーションを密にする

「リモートワークで何に気をつけてますか?」

リモートワークでの知見を集めようとしている会社の同僚に急に聞かれたんですよね。
私は「会話の頻度」が大切と答える。
一緒にいるときは、言葉以外でも表情や姿勢でメッセージを発しているので、
話さなくても気付けることが多いんですよね。

私のところの環境はWeb会議は音声のみ。
他のコミュニケーションツールは電話やメールかチャットという環境で、
声か文字でやりとりする。

それぞれが離れた環境にいると、
「うなだれた姿勢をとっている」「顔つきに余裕がない」」といったことが気づきにくい。
一緒にいるとさっと声掛けできるのが、ツールを使う上に様子伺いから入らないといけない。
そうなると、声を掛ける方にも、「余計なおせっかいかも」のような心理的負担がかかる。

対面での親密度を0~100で数値化した場合、
私個人の感覚だと60以下の場合はリモート環境の影響を受けて遠心力が働く気がする。
意図してコミュニケーションを取らないと、どんどん疎遠になっていく。
60点以上の場合は、自分でも話したいので求心力が働き、密になっていく。

私自身、チームビルディングを取り入れる前は「雑談なんて不要!」と思っている人間なので、
そんなに親しくない人に連絡を取るというのは勇気がいる。
自分の意思を使ってコミュニケーションを取ろうとすると結構疲れる。
自分から連絡を取るのがしんどいならと仕組みとしてて取り入れたのが、「フィーカ」。

「気軽に相談し合いましょう」と自主性に任せていたら進まない。
強制的にコミュニケーションタイムとしてチームごとにスケジュールを設定する。
場を先に作ってから人に集まってもらう。
集まったら何かしら話すので、遠心力が効きにくくなる。
コミュニケーションでの密になるには、仕組みが必要かなと思います

チームで話しやすくするためには、どんな仕組みを取り入れますか?