蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

人に教えることで、自分の基礎力を高める

「中国語を話すのがうまくなってる」

うちの娘は日本と中国の2つのルーツを持っています。
今は日本で生活をしているため、中国語はほとんど話すことはない。
たまに中国にいる妻の両親や週末に中国語の勉強をする程度。

2歳半ぐらいの頃はペラペラでした。
というのも1歳半ぐらいのころから1年間中国で暮らしていたから。
その当時は娘は入院するなど体がそんなに強くなかった。
共働き家庭のため、ゆっくり世話もできないこともあり、
中国の妻の実家に預けることにしたんですよね。

娘の体調も安定してきて、保育園も決まったので、
日本に帰国させたときは中国語は意思疎通できるレベル。
ペラペラ話せるのに、日本語が全く話せない。
日本語のみの生活で、日本語をインプットさせる。
2才児クラスでの保育園生活は、言葉自体が話せない子が多かった。
心配することはなかったのに、何とか言葉を覚えさせようとしていた。
事務の先生がなぜか中国留学経験のある人で、
娘の通訳をしてくれていた環境なのに、両親ともに焦っていましたね。

中国語を話すことを少なくして早5年。
知っている言葉は聞き取れはするけれど、あまり話せなくなっていた。
昔のビデオを見返すと、2歳半ぐらいの頃のほうが上手いレベル。

週末も妻とイヤイヤ勉強するくらいでほとんど話さないのが、
今日、ちょろっと話した言葉の発音が良くなっていた。
「何か上手くなってない?」と妻と話していると、
最近、小学校で中の良い子、相手に中国語のレッスンをしているらしい。
それも一人ひとりランクをつけて、それぞれに合わせて教えるなど本格的。
その子たちに基礎を叩き込むために自分の基礎力が上がる。
発音練習の基礎はまったく楽しくない。
それを友だちに教えることで自分の基礎を固めていた。

仕事でも同じだなぁとつくづく思う。
自分では分かったつもりでも、人前で話したり、人に教えたりすると、
自分の足りないところが分かる。
仕事の整理などは一人でやっている分には適当になるが、
人に伝えるとなると整理するのにも身が入る。
同じことを誰かに説明したり、質問を受けたりすることで、
さらに自分の土台がしっかりとしてくる。
自分が次のステップに移行したタイミングで、人に伝えることをすると
自分の力がより上がる。
インプットしたことを定着させるにはアウトプットが大事かなと思います。

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