蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

目の前のタスクに振り回されているときほどゴールから考える

「いつまでにやるの?」
「今日中にやります」

プロジェクト管理の仕事で苦手なのが、進捗確認の打ち合わせ。
重要だけど楽しい雰囲気にならないものの一つなんですよね。
手を抜くとプロジェクト全体に影響が出るし、
厳しくしすぎるとチーム内の雰囲気がピリッとしすぎる。

進捗に遅れが出始めたときに、状況の伝え方がチーム毎に違って面白い。
遅れていないのに、遅れが予見された時点で声を上げるところもあれば、
「実は・・・」と情報をひた隠しにした上で暴露するところもある。

前者であれば油断しても大丈夫なのだが、
後者は情報収集を怠ると致命的になる。
「大丈夫です」の報告を鵜呑みにしてたら、
きっちり遅れているというのがよくある。

最近もこのパターンにはまり、チームの進捗遅れが発覚。
どう巻き返すかの打ち合わせの場では
各タスクのお尻叩きが始まる。
2,30あるタスクをいつまでにやるのかを確認すると、
ほとんどを今日中にやりますと宣言する強者もいるんですよね。

「それができてたら、遅れへんやろ!」という思いをぐっとこらえる。
「ほとんど、今日中やけど?」と聞くと、
「あっ」と新鮮なリアクションを返してくれる。

このやり取りをするときが自分にとって2点、勉強になる。
一つは感情のコントロール
こちらがブチ切れて相手に八つ当たりしても、状況は変わらない。
ネチネチ言っても同じ。
どうせ前に進むしかないのだから、
できるだけ平静でいようという修行にもってこいの場になる。
我慢しきれず、嫌味の一つくらい言ってしまうので、
まだまだ修行が足りない。

もう一つは逆算思考
プロジェクトを管理する側からすると、
期日から逆算していつまでに何をするか考える。
それが当たり前になっているんですよね。
目の前のタスクに追われていると
最終的ないつまでにを忘れがちになる。
今の課題しか見えていない。
自分も余裕がなくなるとゴールから逆算で考えられなくなる。
この視点を常に忘れずにいたいもの

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