身の回りのことを自分ごと化できるからこそ周りを巻き込める
==============================
2020年9月19日 蛻変の記185号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
=============================
「自分が取り組む際の疑問点がクリアになりました」
今日は9時半から12時までマンツーマンでチームビルディングの勉強会を
休憩なしのノンストップで実施しました。
今回の勉強会の流れはこんな感じ。
事前に参考図書『Good Team 成果を出し続けるチームの創り方 』を読んでもらい、
自分の現状と悩みを事前にメールで送ってもらう。
私が話すことと相手がどういう状況にあるかの前提を揃えたうえで、
フリートーク形式で説明したり、質問を受け付けたりしながら進めていくというもの。
あらかじめ目次を決めてそのとおりに話す形式でも良かったのですが、
紙一枚も用意しない放談形式にしました。
今回その方式をとったのは「当事者意識」が違ったから。
依頼いただいたときから、リーダーとして「ありたい姿」があるけれども
進み方への不安を取り除くために「チームビルディング」を教えてほしいと
聞きたいこと、話してほしいことが明確だったんですよね。
実践のイメージがあるうえに、それに向けての行動を取ろうとしている。
そんな方に出来合いのものをお渡しするのは、既製品のスーツに体型関係なくねじ込んでいるようなもの。
動くイメージがあるのであれば、オーダーメイドの方が遥かに実践につなげてもらいやすい。
理論を教えるて覚えてもらうことより、実践して成果を上げてもらうことのほうが
私にとっては遥かに大事なんですよね。
自分が取り組んでいることが、周りの人のためになるならと動ける人は
こちらがどんな話をしたとしても自分のことにひきつけて自分の文脈で解釈する。
さらに疑問が湧くため、質疑を通してさらに消化していく。
聞いたことに対しての自分にとって意味付けをして自分ごとにしていく。
「自分だったら」、「自分の場合は」と自分に関連付けしていく。
学びの自分への巻き込む力が行動にもつながっていくのかなと思います。
「新聞の一面記事を自分に関連付けるとどんな話になりますか?」