蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

立場関係なく情報がまわるのは自分次第

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2020年10月15日 蛻変の記211号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「もっと早く言ってよ」


お客さまへの改善提案を打ち合わせしていたときのこと。

それぞれが提案内容を持ち寄って、方向性を決めるのが目的。


「調整が必要なんですけど、これができたらお客さまにささると思います」

という内容を資料にまとめて発表してたんですね。

ダメ出しを受けるかなと思って上長の反応を待っていた。


すると「すでに調整に入っていて、関係者の承認がおりたらいけるよ」という上長の答え。

「そうだったんですね、良かった」と反応したものの、内心は別。

どこかのCMでは無いが、早く言ってよというのが本音。


この情報を知っていれば、その案に費やした時間が他に使えた。

前提条件が変わるので、違う角度で考えられたんですよね。


確認してない方が悪いということもあるが、知っていることを共有するというのもチームで仕事を進めるには大事なことかなと思う。

言わなくても良いかなの積み重ねが情報格差を生み余計な仕事を生む。


役職が上の人が知っていること、伝えても差し支えないことはチームに公開する。

そういうスタンスの方が下も自分の情報を開示しやすい。

上から情報がながれ、下から報告があがる良い循環が生まれる。

上からの流れが弱まると循環する力も弱くなる。

まずは自分からさらけ出して、循環する環境をつくることが必要かなと思います