任せたといっているのに介入すると考える力を奪う
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2020年10月18日 蛻変の記214号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日は小学二年生の娘と同級生一人の引率で映画館に行ってきました。
一昨日から始まった「鬼滅の刃」の9時開始の会に間に合うように8時半に自宅で待ち合わせ。
昨日夜にテレビで特集番組があったこともあり、映画館につく前からテンション高く話しっぱなし。
映画館に着くとまず目当てのポップコーンと飲み物を買う。
すでに両手がふさがる二人。
小学生の二人だけで映画を見る約束だったため、両手がふさがっている二人にチケットを渡す。
当初はそこで別れて、入場からすべて二人に任せる予定でした。
今回、行った映画館は入場後、特設ブースに案内され鬼滅の刃の入場者特典が渡される。
入るところから緊張していたのが、さらに入場者特典をもらい荷物が増えてあたふたしていました。
二人を呼び戻して席を確認すると「1番」と元気の良い答え。
入る劇場の番号はあっていたので、座先の番号を確認すると「?」なのが伝わってくる。
座席番号を伝えても分かった気配がない。
はじめてのお使いみたいに任せるかどうか迷ったのですが、係員に説明して中までついていくことに。
席まで案内して劇場をあとにする。
そこから映画が終わるまで自由時間にしようかなと思ったら、留守番している妻からのLINE。
「他人様の子ども自分の娘が何かあると大変なので、入場口まえで待機しといてね」
過保護かなと思いつつ、万が一を言われるとこまるため大人しく入場口前のスペースで2時間待機。
新型コロナのおかげでソファーが片付けられていたため立ちっぱなしでKindleを読みながら過ごしていました。
結局、映画の世界にどっぷりとハマっていたようで、上映中にどちらかが外に出てくるということもありませんでした。
映画が終わって私を見つけて、映画の様子を楽しく話してくれる姿に親としてホッとしました。
二人の話しぶりから、最初から最後まで自分たちだけで映画を観たという自信のようなものを感じました。
二人の様子から最初からもっと突き放しても良かったのかなとも反省しましたね。
「自分たちだけで観る」という目標に対して介入しすぎ。
わからないなら自分たちでどうするかを経験させる。
その覚悟がたりなかったかなと思いましたね。
仕事でも同じようなことをしているかもしれないですね。
任せたと言っているのに、不安な様子が見て取れると手を差し伸べる。
遠くから見れば良いものを我慢できずに付き添ってしまう。
考えきるまえにヒントをだすようなもの。
自分で考えることが弱くなり、何とかしてもらえると思わせてしまう。
「任せた相手が困るかも」という自分の作りだした不安に自分が怯えているだけ。
主導権を相手に渡してこその任せたということになるかと思います
「仕事を任せるために、先ず何を手放しますか?」