不安を言い出せない関係がトラブルにつながる
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2020年10月21日 蛻変の記217号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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プロジェクトを進めていると大小何かしら問題は常になる。
問題がない方が異常かもしれない。
過去に似たような案件はあるにせよ、プロジェクトで取り組むのは初めてやることが多い。
プロジェクトメンバーや関係者が試行錯誤しながら進めていく。
プロジェクトを管理する立場としてメンバーから一番欲しいアウトプットは
「やばそうです」とか「ミスしたかもしれない」といったネガティブなものなんですよね。
「プロジェクトは常に何かしら問題を抱えている」ということが私の中で前提になっています。
問題がどこにあるのかなと見回っているものの、
どこにどんな問題があるのかはタスクを担当している担当者でないと見えてこない。
担当者がちょっとまずいと感じたらヘルプをあげてくれるのは嬉しいもの。
早くヘルプを求める分にはマネジメントする側は嬉しいと言っても、
タイミングよく助けを求めるのには勇気がいる。
一人で何とかしようとする担当者ほど自分で抱えがちなんですよね。
そういう人ほどこんな感じになりやすいと私の経験上思っています。
報告タイミングを逃す→他のタスクがくる→対応が後手に回る→トラブルが拡大
早めに報告してねと伝えても、タスクに忙殺されて自分で整理できないのか当人から報告が上がらない。
こういうことがあると本当にへこむんですよね。
「あなたには気軽に助けを求めことができない」と言われているにも等しい。
伝えたくても安心して伝えられない。
言っても大丈夫という場になっていないからこそ言い出せない。
心理的安全な場があるからこそ、色んな情報が自然と飛び交う。
そうなるために先ず見直すは自分のあり方。
失敗をしても、伝えても大丈夫。質問しても大丈夫。周りに合わせてなくても大丈夫。
こう思ってもらえるように自分の動き方を見直さないと・・・
「大丈夫だよと思ってもらうために何をしますか?」