蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

「怒らないから」と言われて本当に怒られないことは稀だよね

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2020年9月2日 蛻変の記168号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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どうしてもっと早く言わないの?

進捗確認や状況報告の打ち合わせでこの言葉を聞くとうんざりします。
三者として聞いていると「言いたくても言えなかったから」でしょと
思ってしまうんですよね。

担当者からすれば、ギリギリまで何とかしようとしていたけど、
何ともならなかった。途中で言っても自分で考えろとか、
まだ時間があるから粘ってみてとか、
あった挙句、どうにもならなくなってるんですよね。

「早く言え」と言われたからと、せっかく早めに言っても取り合ってもらえない。
途中でヘルプを求めても、「どうするの?」と言われるだけで
何も進まない。
結果、ギリギリで白旗を上げる。

この積み重ねで早め早めに状況を伝えなくなる。
これは現場の人もそうだが、
マネジメントする側にも結構ツラい。

私自身、プロジェクトマネジメントの経験を積んでも
色々とマネジメントの学びを深めても
こうなることは未だにある。
スキルが足りないと言われれば、それまでなんですけどね。

ギリギリまで報告できない人をみると、
私はそこまで追い詰めてしまったのかと、申し訳なく思います。
というのもチーム運営していく上で、大事にしている
自分の弱みをさらけ出す
という環境を整えられていなかったから。

嫌とか無理とか、厳しいといった
自分の不安を吐露するのは勇気がいる。
この人なら、このチームなら
「安心して言える!」と感じていないと
なかなか言えないものですよね。

「怒らないから言ってみて」という言葉に
どれだけ信頼感があるか。
体操の補助してくれる人に信頼がないと思い切って取り組めないのと同じ。
気兼ねなく仕事を進めるためには
どんなことでも言いやすい環境にする。
そのための信頼貯金を毎日コツコツためないと

自分の弱みを仕事仲間に見せられますか?

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