蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

愛嬌の有無が地雷をさける

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2020年12月22日 蛻変の記259号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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人と関わって仕事をするのに、愛嬌って大事だなと思います。
同じことをしているのに笑って受け止められる人と、怒りを買う人とに分かれることがある。
はっきりと明暗がわかれる事態に今日、遭遇しました。

段取りを説明する打ち合わせで、話しはじめてすぐに、「どう進めていったらいいですかね?」と
説明者のはずが相談者に変わるということがありました。
Aさんの場合、「悩んでいるとおもった」と周りがフォローしはじめて、
みんなでワイワイしながら話をまとめていったんですよね。
かたやBさんの場合、「何でまとめてないの?」と打ち合わせの雰囲気が険悪になる。

打ち合わせに参加している顔ぶれは同じで
「打ち合わせが始まってから役割の交代を申し出る」ということを二人ともしているのに
結果が間逆なんですよね。

AさんとBさんとでは「愛されキャラ」かどうかが大きく違う。
Aさんの場合、自分の経験したことがないタスクでも積極的に巻取り、、
わからないことがあればすぐ相談して周りを巻き込んでいく。
相談するにしても、自分で調べたことや仮説をまとめてからくる。
自分で答えが出ていても、この方向でいいかの確認だけをしにくるんですよね。
自分の頭で考えながらも、自分が動く方向の確認を取りに来る。

かたやBさんの場合、仕事のタスクは振られない限りやらない。
タスクを振られても、自分で進めていく。
相談するように仕向けても、自分の中の100点になるまで相談に来ない。
期限間際に相談に来たかと思ったら、依頼事項と違う内容が反映された資料が送られてくる。
相手の懐に飛び込むのを躊躇して、期限が来てから飛び込んで地雷を踏んでいる。

どうせ起こられるなら早いうちと飛び込むのかどうかの差なんですけどね。
指摘を受けても仕事が前に進めばいいと思えるか、
指摘を受けたくないという自分の自尊心を守るかの差でもある。
「わからないことをわからない」といえる気持ちの違いとも言える。
今日の真逆の出来事を目の当たりにして、自分が何を大事にするかを考える良い機会になった