三十一音で表現する評し合う世界を体感する
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2021年5月16日 蛻変の記345号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日は知人が開いている短歌の会にオンラインで参加してきました。
自分一人で作っていましたが、歌会に参加するのは初めて。
一人で思いついたことを31文字にまとまるというのは三週間前から取り組んでいました、
出来事や感じたことを意図したとおりに言葉で表現できないことが続いていたんですよね。
短すぎたり、長すぎたり、一つの文章の中で視点が入れ替わったりと自分の中で言葉にまとめきれなかった。
もしくは自分の視点からみた独りよがりの言葉になることがあった。
修正するように始めたのが短歌づくり。
31文字の中に起きたこと、感じたことをまとめて、SNSで公開する。
自分では一つの解釈しかないと思っても、受け取られ方はさまざま。
31文字で表現することを始めて三週間たったのもあり、今日、他流試合に参加してみる。
たった31音しかないのに、切り取る情景、選ぶ言葉は人それぞれ。
作者をふせて、参加者が作った歌を発表する。
文字で見たとき、誰かに読み上げてもらったときで同じ歌なのに印象が変わる。
作者を教えてもらうと歌とその人とが結びつく。
途端に歌の中にその人らしさを感じる。
たった一文字変えるだけでも印象が変わる日本語の特性を感じた時間。
仕事でもそうだが「それで良いです」と言うか
「それが良いです」と言うかで感じ方が違うのと同じ。
事実に対してどこを切り取って、どのように伝えるかは仕事にも役立つ。
一日一首作るのは三週間続いたとはいえ習慣化の仲間入りしたばかり。
フィードバックを受ける環境もできたこともあり、歯磨きレベルになるまで続けていきたいものです