時間の使い方から習慣を見直す
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2021年5月30日 蛻変の記353号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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身についた習慣は自分の認知能力を使うことなく、自分の体を動かしてくれる。
朝、目覚めたら自然と洗面台に向かい、歯を磨く。
これをしたら、次はこれして・・・みたいに頭を使うことはないんですよね。
自分を自動運転してくれる。
習慣の強みの一つだと思います。
自動的に動くため、今の自分に対しての足かせになることもある。
頭や体がしんどくても、これをやってから!と自分を動かす。
運動やストレッチなど体を動かすものであればよいが、
脳を使役するものは精度が落ちる。
私だけかもしれませんが、疲労を抱えて動かしても良いものは出ない気がするんですよね。
なぜ、こんなことを書いているかというと、
私自身、一日の過ごし方の見直しに迫られています。
これまで朝起きてから寝るまでの時間をスケジュールして、
何をする時間かをまとめて過ごしていました。
そのリズムと自分の体のリズムが合わなくなってきたんですよね。
日の出の時間が早まるとともに、家のワンコの起床時間も早まる。
それに伴って自分の起きる時間も早まっていく。
冬のときより1時間早まっている一人サマータイムです。
起きる時間が早まったものの、生活リズムを変えずにいました。
このところ夕飯を食べたあとに強烈な睡魔に襲われる。
そのまま寝落ちすることはないものの、夜9時は完全に頭が働いていない。
夜9時台はこれまでアウトプットの時間に当てていました。
頭が働かないので、手が止まる。
日中にメモ書きしているのでつなげるだけなのですが、
まとめきれずにグダグダしてしまう。
別の時間にやればいいのだが、時間による習慣が働き、いつもの時間まで放置してしまう。
ドラッカーの「成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない」という言葉からすると、
成果をあげられていないんですよね。
アウトプットするための時間を確保できていないので。
ドラッカーの次の言葉を思い返し、自分の時間の使い方を見直す。
「成果を上げるものは、仕事からスタートしない。時間からスタートする。
計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。
次に、時間を管理すべく、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。
そして最後に得られた自由な時間を大きくまとめる」
自分の中でどの時間の使い方が緩いかというと、ワンコの散歩の時間。
歩きながら思いついたことをメモすることはあっても、
アウトプットする時間として使い切れていない。
ここのまとまった時間の使い方を変えれば、アウトプット量は変わる。
夜9時以降頭がまったく働かなくなったのは
時間という最大の資源の分配方法を見直す良い機会となりました。