気が急くと視界は狭まる
「あぁ〜、また伝わらなかった」
人とのコミュニケーションで
この気持ちを何度味わったことか。
同じ人、同じチームとのやり取りで
伝わらないことが続くと
精神的に疲れてくる。
「コミュニケーションは受け手の
理解が全て」と私は常に思っている。
それだけに伝わらないダメージが
自分に全てのしかかってくる。
伝わらない→やり方を変える→
伝わらないの負のループ。
何度も同じ結果になる。
負のループにどっぷり浸かっていると
流石に事態のおかしさを自分で気づき、
一旦立ち止まる。
立ち止まって振り返ると
上手くいかないために、
感情的になり問題そのものを
直視していなかったことに気づく。
「お願いしたことを相手に動いてもらう」のが
目的だったのに、
「伝え方」の問題として対応していた。
上手くいかないからこそ、
余計にイラつき問題の本質を見誤っていた。
同じ結果になることに対し、
小手先だけの変化で満足していた。
「です・ます調」を「だ・である調」に
変えれば伝わり方も変わると思うくらい
浅はかな対応。
前のめりになっていると
そんなことにも気づけないもの。
同じ現象が起きているときは
仕組みそのものを見直してないからこそ、
同じ結果になる。
感情がたかぶったときほど、立ち止まる。
自分自身や作業全体を見渡して、
プロセスそのものを点検する。
仕組みを変えずに結果は変わるはずがない
「行動を繰り返しても同じ結果になっているものは何ですか?」