蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分の思う短所は周りからは違って見える

「自分らしさって何だと思います?」

聴く力を伸ばす50人プロジェクト」にご協力いただいた方からの質門。
自分らしさを発揮して仕事をしたい、自分らしくありたいといったときの「自分らしさ」

この「自分らしさ」ってそもそも何でしょう?
今の私としては、「何の力みもなく取り組める」ことが自分らしさを発揮している状態かなと
思っています。
本を何冊同時に読んでも疲れないとか、好きなこと語らせたら止まらないとか
「やらないと!」と意志の力を借りずにできること。
それが自分らしくあるときにできることでもあるかなと思っています。

自分らしくできていることが「自分の強み」なのかと聞かれると、ちょっと違って、
受け手の評価が入ってくるかなと思います。
力みや意識をせずにできていることが、周りの人から見て、
ありがたいと感じたり、同じようには出来なかったりする。
自分ではなく、第三者からみて「おっ」と思うことが自分の強みかなと思います。

自分で自分の強みを把握している人もいると思いますが、
私は周りの人に聞くまで「自分の強み」を認識していませんでした。

仕事が上手くいかないときに、自分のだめなところがよく見えていました。
そこを直そうとして、頑張っても上手くいかない。
また違う嫌なところを直そうとして、またつまづくという悪循環。

そんなとき、自分の尊敬する人から
「周りが評価していることっては意識せずに出来ていることだよ」
という言葉をいただく。
「コレを意識して使えるようにして磨いていったほうがいい。
 あなたの何を評価しているかは周りが知っている」という助言でした。

それから自分の強みを周りの人に聴きまくって、
同じようなことを言われたのはこんな感じ
「主体的に取り組むときは怖いほど真剣」
「周りを見ながら動いている」
「話すときの言葉が強い」

自分がやりたいと思ってやることは全力でぶつかるため、熱量が高く、
その分、言葉も強くなる。ピンポイントで弱いところを突く。そんな感じらしい。
これって「強みなの?」と思われるかもしれない。
周りから言われたときに自分が感じたのはすべて自分の嫌なところだったんですよね。

やる気があるときに自分の熱量を抑えられずに周りとぶつかったり、
言葉がキツイと言われたり、様子見が終わらないと動けなかったり。
全部自分の直さないと思っていたことばかりだったんですよね。
自分から見て嫌なところが周りからみたら評価しているところ。

同じことに対しての光の当て方、捉え方の違いで、見ているものが全く別物だったんですよね。
長所は短所の裏返しを地で行っていた。
今でも長所が行き過ぎて短所になることもあります。
今ではそれも自分の個性の一つと受け止められています。
長所が裏返ることはないほうがいいんですけどね・

「短所だと思っていることの見方を変えるとどうなりますか?」

聴く力を伸ばす50人プロジェクト」(参加費無料)の完遂まで残り45人&残り177日
協力してくれる方はこちらから申込みをお願いいたします。