蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

感情や思考が揺れ動いているときこそ、一つの行動に焦点をあてる

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2020年10月04日 蛻変の記200号

今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。

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私にとって身につかないスキルの一つにアンガーマネジメントがあります。

本を読んだり、セミナーに出たりして学び続けていますが、中々うまくいかないことがあるんですよね。

 

上手くいかないと感じるのが家庭にいるとき。

仕事上では、遠慮や気を使うところがあるのか、感情が暴走することは少なくなってきたんですよね。

家の場合は感情がむき出しになるため、我慢しきれず爆発することがあります。

 

自分の感情の揺れを実況中継したり、

その場を離れたりしても原因が解消されるわけではない。

笑顔でいよう、楽しい気分になるものをみて気持ちを戻そうとしても感情が昂った原因に触れると、感情の波に巻き込まれる。

少し目線をずらしただけでは上手くいかなかったんですよね。

 

どうしたものかと考えていました。

考え続けて見えてきたのが、自分の思考や感情にフォーカスしていたということ。

感情や気分を元に戻そうとしても、戻すために何をするかを考えていた。

感情が動いたことに対して自分の感情をコントロールしようとしていた。

原因に対して行動を起こしてないので何も解決できないですよね。

 

「原因に対してどんな行動をするか」

ここにフォーカスを当ててなかったんですよね。

怒りの波にのまれそうなときに、今日試してみたのは

「高い声を出す」という行動にのみ意識を向けてみました。

怒るとどうしても声が低くなる。

「高い声、高い声」ということだけを意識する。

自分としては負の感情に巻き込まれているのに、

高い声だと相手が普段通りの話し方のように感じるらしい。

重い空気になることなく、怒りの感情をやり過ごすことができました。

自分がコントロールできるのは行動のみ。

思考や感情が渦巻いているときこそ、やること一つに絞ることで嵐を抜け出せるように思う

 

「感情に飲み込まれたとき、まずどんな行動を起こしますか?」