蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

人への働きかけを諦めるのは自分を信じなくなるのと同じ

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2020年10月08日 蛻変の記204号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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最近、頭を悩ませているのが、

同じことを言われる人への対応。

 

「こうしてくださいね」

「分かりました」というやりとりを繰り返している。

人を変えることはできないというのは分かっているので、声を荒げることはない。

こちらの忍耐力を試されているのかと思うほどに変わらないんですよね。

 

「人を変えずに行動を変える」

どうすればこの目標に達成できるのか、

試行錯誤している。

これを試しては、また次の手を考える。

心が折れそうになるが、越えられない壁は挑戦しがいがある。

 

諦めたら楽な状況だが、そうしないのには2点ある。

・自分が言っていることを自分で裏切ることになる

心理的安全な場をつくれていない

 

一点目の「自分が言っていることを自分で裏切ることになる」について。

チームメンバーには「いてくれるだけでありがたい」という気持ちをもって接しましょうと言っている。

その人への働きかけをやめたら、自分が周りに発しているメッセージを自分で破ることになる。自分を信じられなくなるんですよね。

 

2点目の「心理的安全な場をつくれていない」について

毎日、こうしてと言われて分かっていても行動に移れない。

ここでチャレンジしてもいいと思われていないのだろう。

しっかりと受け止めるから飛べと言われても、足がすくんで動けないのかもしれない。

私の信頼貯金が足りないのも影響している。

こればかりは信頼されるまで日々の行動を積み重ねるしかない。

 

行動が変わらないと嘆くのは楽。

あいつは変わらんかったと突き放すのは、

自分が相手を信じることを諦めるのと同じ。

自分の本気度を試されているのかもしれない。