目標を具体化するからこそ、認めポイントができる
どのような行動をするか宣言するときは、具体的にしようという話。
仕事の改善会議で、同僚が今後の改善ポイントとして
「コミュニケーションをもっと取るようにします!」と上げることがある。
このような発言がでると、
「コミュニケーションがとれたって何で判断するの?」
「もっとってどれくらい?」など
ツッコミを入れる。
改善していくポイントがあいまいだと、振り返りもふわっとしてしまう。
つっこまずにそのまま流した場合、振り返りの場が
私:「コミュニケーション取れた?」
Aさん:「はい」
となってしまう恐れがある。
コミュニケーションが取れたというお互いのゴールイメージが一致していないため、
現状認識や目指すところがそれぞれで違ってくる。
そうすると、進捗を確認してもお互い見ているポイントがが違うため、
「何言ってんの」となりやすい。
「誰に対していつまでに何をどのくらいどうする」
誰に(WHO)、いつまで(WHEN)、何を(WHAT)、どのくらい(HOW MUCH)、どうする(HOW)という
3W2Hがうまっていれば、結果に対してどのポイントができていたか、もしくは
できていなかったが確認しやすい。
詳細な目標ほど、できていなかったこと以上にできたことが確認できるため、
ダメ出しだけでなく、認めポイントも見つかる。
自分で目標を立てて、自分で振り返るときも同じ。
「自分ここはOK」とできていることに目を向けるためにも、
3W2Hを埋めるような行動目標にしたい。
といいつつ、娘に指摘するときには「ちゃんとやれ!」と言うときがあるんですけどね・・・
「今の目標を具体化するとどうなりますか?」